投稿日:2019年3月19日 | 最終更新日:2019年3月19日
水族館とアクリルガラス
皆様、こんにちは☺️
本日は、ちょっとリフォームの話からは離れて、雑記を書いていきたいと思います♪
今日のテーマは『水族館』!!!
可愛いですね〜❤︎
さて、水族館には数多くの生き物達が生活しています。
そして、私達人間と同じ「生き物」とはいえども、全く違う環境で暮らし、生活している彼ら。
普段、私達が彼らを外で見かける機会があるとするならば、海か、水族館が主になってきますね。
中でも写真に載せた生き物達に関しては、近くの海で簡単に見られることはほぼ無いと思うので、ほとんどが水族館だと思います。
水族館で暮らしている彼らは、自然界で暮らしている生き物たちとはまた違った生活。
そして、水族館で暮らす生き物のほとんどは、「水槽」の中で暮らしていますよね。
非常に大きな水槽もあり、私達は主にガラス越しに生き物達と触れ合います。
中でも最近増えてきた大きな水槽や、円柱・アーチ型の水槽。
これらに使用されているガラスは、「アクリルガラス」と呼ばれるものです。
名前に「ガラス」が含まれてはいるものの、一般的なガラスでは無く、アクリル樹脂で作られています。
ちなみに、以前水族館で主流だったのは「強化ガラス」というガラスだったのですが、一体何が違うのでしょうか?
現在大きい水槽等に使用されているアクリルガラスは、耐衝撃性に非常に優れているのが特徴。
水量・水圧共に想像もできないのが水族館の大きな水槽。
なので、ガラスが破損するようなことの無いよう、耐衝撃性に優れているかどうかは一番重要なポイント。
アクリルガラスは非常に割れにくいので、水族館の水槽に適していると言えます◎
強化ガラスも以前は主流だったので、耐衝撃性には優れているのですが、アクリルガラスが水族館に適している理由は他にもあります。
1つは「加工性」。
今は円柱型の水槽や、トンネル状の水槽がある水族館をよく見かけませんか?
ああいった形にするには加工が必要になりますが、強化ガラスは加工に不向きで、水槽のサイズや形には限界がありました。
そこで使用されるようになったのが、アクリルガラスです。
アクリルガラスは強化ガラスに比べて重量が約半分ということもあり、加工がしやすいんです。
ご存知の方も多い「沖縄美ら海水族館」の大水槽は、高さ8.2m、幅22.5m、厚さがなんと60cm!
ガラスの途中に柱等が一本も無く、見事に1枚のガラス越しに大水槽が一望できるようになっています。
もちろん、こちらもアクリルガラスでできています。
強化ガラスで幅の広い水槽を作ろうとすると、ガラスとガラスを柱でつなぐ必要があります。
となると、生き物たちが見づらくなってしまいますよね。
この「見づらくなってしまう」という点が、アクリルガラスが水族館に適しているもう1つの理由に繋がります。
もう1つの理由とは、「透明性」。
こちらも水族館という場所では非常に重要ですね。
アクリルガラスは高い透明性も兼ね備えているのが特徴。
アクリルガラスの登場により、ガラス越しの生き物達との触れ合いが一層楽しめるようになったと思います。
技術の進歩は本当に素晴らしいですね。
それでは最後に、私が知っている水族館情報を少し紹介☺
1つ目は、先程紹介した、「沖縄美ら海水族館」の大水槽にまつわる情報です。
実は、アクリルパネルの大きさが世界ギネス記録でもあったのですが、2008年にオープンしたドバイの水族館、「ドバイ・アクアリウム」のアクリルパネルに記録を更新されたようです。
こちらは高さ8.3m、幅32.88m、厚さ75cm。
圧倒的ですね。
しかもこの水族館、ドバイ・モールというショッピングモールの中にあり、大水槽は無料で見ることが可能なんだそう。
とんでもない…
ちなみに沖縄美ら海水族館のアクリルパネルと、ドバイ・アクアリウムのアクリルパネル、どちらも製作したのは、香川県にある、日プラ株式会社さん。
アクリル樹脂パネルメーカーさんです。
日本人として誇らしい…!
ということで、本日のブログも楽しんでいただけたでしょうか☺?
こういった、リフォームとは少し離れた記事もすこ〜し書いていくので、引き続きお楽しみに!
それでは☆彡
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