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投稿日:2026年7月5日 | 最終更新日:2026年7月5日

電気工事なしでも始めやすい。ソーラー給電式防犯カメラという選択肢

こんにちは! 最近は、住宅まわりの防犯についてご相談いただく機会が少しずつ増えてきました。

「玄関まわりが心配」
「夜、駐車場が暗くて不安」
「留守中に誰か来ていないか確認したい」
「防犯カメラを付けたいけれど、工事費が高そうで迷っている」

このようなお声は、リフォーム会社としてもよく耳にします。

防犯対策というと、玄関ドアの交換、補助錠の取り付け、面格子、防犯ガラス、センサーライト、そして防犯カメラなど、いろいろな方法があります。警察庁の「住まいる防犯110番」でも、住宅等に侵入して行われる犯罪の現状や対策が紹介されており、日頃からの備えが大切だとされています。侵入に時間をかけさせることが防犯上重要で、5分かかると侵入者の約7割があきらめ、10分以上かかるとほとんどがあきらめるという考え方も紹介されています。

もちろん、防犯カメラだけで家が完全に安全になるわけではありません。鍵、照明、見通し、近隣の目、生活習慣など、いくつもの対策を組み合わせることが大切です。

ただ、その中でも防犯カメラは「見られているかもしれない」という印象を与えやすく、万が一のときには映像確認にも役立ちます。玄関、勝手口、駐車場、庭、店舗の出入口などに設置することで、防犯の一助になる設備です。

一方で、防犯カメラを本格的に設置しようとすると、電源工事や配線工事、録画機の設置、LAN配線などが必要になるケースがあります。建物の状況によっては、思った以上に費用がかかることもあります。

そこで今回ご紹介したいのが、ソーラー給電式の防犯カメラです。

私たちはリフォーム会社なので、本来であれば、しっかりと配線して、安定した電源で運用できる防犯カメラの設置工事をおすすめしたい立場です。正直に言えば、常時録画や長期運用、複数台の管理、業務用レベルの安定性を求めるなら、電源工事を伴うカメラの方が安心です。

ただ、「まずは手軽に防犯対策を始めたい」「高額な工事までは考えていない」「自分で設置できる範囲で試してみたい」という方には、ソーラー給電式の防犯カメラも十分に検討する価値があります。

今回は、日本で購入しやすく、1万円台から3万円台でも選びやすいソーラー給電式・ソーラー充電対応の防犯カメラを扱っているメーカーとして、以下の6社を中心にご紹介します。

・TP-Link
・Anker
・Reolink
・塚本無線
・サンワサプライ
・EZVIZ

ソーラー給電式防犯カメラとは?

ソーラー給電式防犯カメラとは、太陽光で発電した電力を使って動作する、または内蔵バッテリーをソーラーパネルで充電しながら使うタイプの防犯カメラです。

正確にいうと、多くの商品は「太陽光だけで直接ずっと動く」というよりも、内蔵バッテリーに充電し、その電力でカメラを動かすタイプです。日中にソーラーパネルで充電し、夜間や曇りの日はバッテリーで動作するイメージです。

電源コンセントが近くにない場所でも設置しやすいのが大きな特徴です。玄関先、駐車場、カーポート、倉庫まわり、勝手口、庭、資材置き場など、電源配線が難しい場所でも導入しやすくなります。

また、Wi-Fi接続に対応している製品であれば、スマートフォンアプリで映像を確認したり、動きを検知したときに通知を受け取ったりできるものもあります。microSDカードに録画できる機種であれば、クラウド契約をしなくても録画運用できる場合があります。

ソーラー式のメリット

一番のメリットは、やはり電気工事が不要になりやすいことです。

通常の防犯カメラは、カメラの設置場所まで電源を持っていく必要があります。屋外にコンセントがない場合、外壁に穴を開けたり、配線ルートを考えたり、防水処理をしたりと、工事が必要になることがあります。

その点、ソーラー給電式であれば、カメラ本体とソーラーパネルを取り付けるだけで使える製品が多く、設置のハードルがかなり下がります。

特に、次のような方には向いています。

「まずは1台だけ試してみたい」
「賃貸や仮設の場所なので大きな工事はしたくない」
「駐車場や庭など、電源が取りにくい場所に付けたい」
「工事費をできるだけ抑えたい」
「スマホで簡単に確認できれば十分」

このような場合、ソーラー給電式カメラはかなり現実的な選択肢になります。

注意点もあります

ただし、ソーラー式にも注意点があります。

まず、日当たりが悪い場所では充電が足りなくなる可能性があります。北側の外壁、屋根の陰になる場所、木の下、隣家の影になる場所などでは、思ったように充電できないことがあります。

また、バッテリー式のカメラは、常時録画ではなく、人や動きを検知したときだけ録画するタイプが多くなります。これはバッテリー消費を抑えるためです。24時間ずっと録画したい場合は、通常の電源式カメラや有線式カメラの方が向いています。

さらに、Wi-Fi環境も大切です。カメラを設置したい場所までWi-Fiが届かない場合、映像が不安定になったり、通知が遅れたりすることがあります。店舗や戸建て住宅で外壁の外側に設置する場合、室内ではWi-Fiが届いていても、屋外では弱くなることがあります。

そのため、購入前には「日当たり」「Wi-Fiの届き具合」「録画方法」「アプリの使いやすさ」「夜間の見え方」「防水性能」を確認しておくのがおすすめです。

1. TP-Link / Tapo

TP-LinkのTapoシリーズは、家庭用のスマートカメラとして非常に選びやすいブランドです。スマートプラグやネットワーク機器でも知られているメーカーなので、アプリ連携やWi-Fiまわりの使いやすさを重視したい方に向いています。

Tapo C410は、屋外フルワイヤレスセキュリティカメラとして紹介されており、バッテリー駆動式でコンセントがない場所にも設置しやすく、2K解像度、カラーナイトビジョン、人物検知、microSDカード保存などに対応しています。

また、Tapo C425 KITのように、カメラとソーラーパネルを組み合わせたキットもあります。ソーラーパネルとカメラを一つの台座にまとめて取り付けたり、延長ケーブルで別々に設置して発電効率を高めたりできる点が紹介されています。

Tapoの良いところは、価格帯が比較的手頃で、一般家庭でも導入しやすいところです。玄関先や駐車場にまず1台設置してみたい方には、候補に入れやすいメーカーだと思います。

2. Anker / Eufy

AnkerのEufyシリーズは、モバイルバッテリーなどで有名なAnkerが展開するスマートホーム・セキュリティ製品です。バッテリーや充電まわりに強いイメージがあるので、ソーラー充電式カメラとの相性も良いブランドです。

Eufy Security SoloCam S220は、本体にソーラーパネルを搭載したセキュリティカメラとして紹介されています。暗い場所でも映像を確認しやすいレンズや、AIカメラによる検知機能などが特徴です。

また、Eufy SoloCam S340は、3K広角カメラと8倍ズーム対応の2K望遠カメラを搭載したモデルとして紹介されています。公式ストアでは24,990円税込で掲載されており、3万円以内でも検討しやすい上位寄りのモデルです。

Eufyは、デザインも比較的すっきりしていて、住宅の外観にもなじみやすい印象です。駐車場や玄関まわりをしっかり見たい方、スマホアプリで使いやすく管理したい方に向いています。

3. Reolink

Reolinkは、防犯カメラやネットワークカメラを多く展開しているメーカーです。屋外用、バッテリー式、ソーラー対応、パンチルト対応など、選択肢が多いのが特徴です。

Reolink Argus PT Ultraは、4K 8MPのワイヤレス・パンチルト対応ソーラー/バッテリーカメラとして紹介されています。360°自動追跡、4Kカラーナイトビジョン、取り外し可能なソーラーパネル、デュアルバンドWi-Fi 6などが特徴です。

Reolinkの良いところは、画質や機能を重視したモデルが多いことです。広い駐車場、資材置き場、庭、建物の裏側など、少し広めの範囲を見たい場合には検討しやすいメーカーです。

ただし、機能が豊富な分、設定項目が多い機種もあります。スマホやアプリ操作が得意な方には良いですが、できるだけシンプルに使いたい方は、購入前にレビューやアプリ画面を確認しておくと安心です。

4. WTW / 塚本無線

WTW・塚本無線は、日本国内で防犯カメラを多く扱っている会社です。国内販売会社としての安心感を重視したい方には、かなり候補に入れやすいメーカーだと思います。

公式サイトでは、ソーラーカメラカテゴリが用意されており、防犯灯を搭載したソーラー充電仕様のWi-Fiホームカメラや、ソーラーパネルを取り付けて電源がない場所でも設置できるモデルが紹介されています。

また、亀ソーラーシリーズは、カメラ上部に搭載したソーラーパネルで内部バッテリーを充電して動作する、電源不要タイプのカメラとして紹介されています。

WTWは、家庭用だけでなく、店舗や事業所、駐車場などにも向いた製品が多い印象です。日本語での情報量が多く、国内向けに探しやすいのもメリットです。

リフォーム会社の立場から見ても、「どこのメーカーかよく分からない海外ブランドは不安」という方には、WTW・塚本無線はおすすめしやすい選択肢です。

5. サンワサプライ

サンワサプライは、パソコン周辺機器やオフィス用品でおなじみの国内メーカーです。防犯カメラ専門メーカーというよりは、家庭やオフィスで使いやすい機器を幅広く扱っているメーカーという印象です。

サンワダイレクトの400-SSA013は、ソーラーパネル一体型設計で電源不要、センサーライト搭載の屋外用防犯照明カメラとして紹介されています。最大約650ルーメンのLED、人感センサー、防水防塵IP65、スマートフォンアプリでの確認、microSDカード保存、双方向通話などに対応しています。

サンワサプライの魅力は、価格が比較的分かりやすく、ネット通販でも購入しやすいところです。センサーライト付きのモデルなら、防犯カメラとしてだけでなく、夜間の足元照明や来客時の確認にも役立ちます。

「防犯カメラを付けたいけれど、まずは簡単なものから」という方には、かなり現実的な選択肢です。

6. EZVIZ

EZVIZは、スマートホーム向けのカメラ製品を展開しているブランドです。比較的手頃な価格帯で、機能の多いモデルが見つかりやすいのが特徴です。

EZVIZ CB8 Lite Kitは、400万画素、常時オンビデオモード、360°パノラマビュー、AIによる人・車両形状検出、スマートトラッキング、カラーナイトビジョンなどに対応し、EZVIZソーラーパネルと連携して使えるカメラキットとして紹介されています。

EZVIZは、比較的コストパフォーマンスが高い印象があります。1万円台から探しやすい製品もあり、首振り機能やAI検知などを重視したい方には候補になります。

一方で、アプリの使い勝手やクラウドサービスの有無、録画保存方法は製品ごとに確認しておきたいところです。価格だけで選ばず、「自分が使いたい機能が無料で使えるのか」「microSDカード録画に対応しているのか」なども見ておきましょう。

どのメーカーを選べばいい?

ざっくり分けると、次のような選び方になります。

手頃な価格と使いやすさ重視なら、TP-Link / Tapo。
アプリ連携やスマートホームとの相性もよく、家庭用として始めやすい印象です。

バッテリーやデザイン、アプリのまとまり重視なら、Anker / Eufy。
見た目もすっきりしていて、住宅の外観に合わせやすいモデルが多いです。

画質やパンチルト、広範囲の監視を重視するなら、Reolink。
駐車場や庭など、広めの場所を見たい場合に向いています。

国内販売会社の安心感を重視するなら、WTW / 塚本無線。
日本語情報が多く、防犯カメラをしっかり選びたい方に向いています。

安く、分かりやすく、センサーライト付きで使いたいなら、サンワサプライ。
玄関や勝手口、駐車場のちょっとした防犯対策に合います。

コストパフォーマンスと機能の多さを重視するなら、EZVIZ。
1万円台から機能が充実したモデルを探しやすいです。

設置するときのポイント

ソーラー給電式の防犯カメラは、一般の方でも設置しやすいものが多いですが、いくつか大切なポイントがあります。

まず、ソーラーパネルにしっかり日が当たる場所を選ぶこと。カメラの向きだけでなく、パネルの向きも大切です。できれば南向き、少なくとも日中に数時間は日が当たる場所を選びましょう。

次に、Wi-Fiが届くか確認すること。設置予定場所でスマホのWi-Fiマークが弱い場合は、カメラの接続も不安定になる可能性があります。必要に応じて中継機を検討するとよいです。

そして、映したい範囲を決めてから設置すること。玄関なら顔が映る高さ、駐車場なら車の出入りが分かる角度、勝手口なら人の接近が分かる位置など、目的に合わせて設置場所を決めましょう。

また、隣家や道路を広く映しすぎないように配慮することも大切です。防犯目的であっても、プライバシーへの配慮は必要です。

リフォーム会社としての本音

私たちリフォーム会社の立場からすると、長期的に安定した防犯対策をしたい場合は、やはり電源工事を行うタイプの防犯カメラもおすすめです。

たとえば、24時間録画したい場合、複数台をまとめて管理したい場合、店舗や事務所で業務用として使いたい場合、雨風の影響を受けにくくきれいに配線したい場合は、専門業者による設置の方が安心です。

外壁に穴を開ける位置、防水処理、配線の見た目、電源の取り方、録画機の設置場所などは、建物の状況によって判断が必要です。ここはリフォーム会社や電気工事業者の出番です。

ただし、すべての方が最初から本格的な工事をする必要はありません。

「まずは玄関だけ見たい」
「駐車場に人が来たら通知がほしい」
「工事前に試しにカメラを使ってみたい」
「費用を抑えて防犯意識を高めたい」

このような方には、ソーラー給電式の防犯カメラはとても良い入口になります。

防犯対策は、完璧を目指しすぎると、かえって始めるハードルが高くなってしまいます。まずはできることから始める。それだけでも、住まいの安心感は変わります。

防犯カメラというと、「高そう」「工事が大変そう」「専門業者に頼まないと無理そう」というイメージがあるかもしれません。

でも、最近はソーラー給電式の防犯カメラが増えており、電源工事なしで設置できる製品も多くなっています。1万円台から3万円台でも選べるモデルがあり、一般の方でも導入しやすくなっています。

今回ご紹介した6社は、それぞれ特徴があります。

TP-Link / Tapoは、手頃でスマートホームとの相性が良い。
Anker / Eufyは、バッテリーやアプリのまとまりが良い。
Reolinkは、画質や広範囲監視に強い。
WTW / 塚本無線は、国内販売会社として安心感がある。
サンワサプライは、シンプルで導入しやすい。
EZVIZは、価格と機能のバランスが良い。

本格的な防犯カメラ工事が必要な場面もありますが、まずは手軽に始めたい方にとって、ソーラー給電式防犯カメラはとても心強い選択肢です。

玄関、駐車場、勝手口、庭まわりなど、少し不安を感じる場所がある方は、まずは1台から検討してみてはいかがでしょうか。

「どこに設置したらいいか分からない」
「電源式とソーラー式、どちらがいいか迷っている」
「外壁に穴を開けても大丈夫か不安」

そんなときは、リフォーム会社に相談していただければ、建物の状況を見ながら、無理のない防犯対策をご提案できます。

防犯は、特別な人だけがするものではありません。
大切な家族、住まい、車、財産を守るために、できることから少しずつ。

ソーラー給電式防犯カメラは、その第一歩として、とても始めやすい防犯対策です。

 

対応エリア
土浦市・つくば市・阿見町・牛久市・かすみがうら市・石岡市・美浦村

リフォーム・増改築専門 平沢工務店
☎0120-883-008

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