投稿日:2021年10月22日 | 最終更新日:2021年10月22日
消毒、除菌、抗菌etc・・・違いは一体?
皆様、こんにちは☺️
本格的にやってきた秋・・・というか冬???
そう感じてしまうほど、肌寒い日が続いていますね・・・。
10月に入ってから、一度暑さが復活したと思えば、この陽気。
皆様、寒暖差にやられないよう、ご自愛くださいね( ; ; )
さて、本日はタイトルにある通り!
コロナ禍で聞く機会も増えた、消毒や除菌、抗菌などの「菌」に関するワードについて、詳しくお伝えしていきたいと思います。
消毒、除菌、抗菌、どのワードも共通するのが、「菌」に関するワードということ。
そして、なんとなく菌をやっつけてくれるのかなぁ・・・という印象をお持ちの方が多いと思います。
なんと言っても私がその1人!(笑)
でも、一応それぞれ違う言葉で、使われている場面も違いますよね。
ということは、それぞれきちんと意味があるはず!!!
ふとそんな事を思い、一通り調べてみたら、なかなか面白かった・・・!
という事で、皆様と共有できればと思い記事にしています!
それでは早速、これら菌にまつわる言葉を紐解いていきたいと思います◎
ちなみに本日紐解いていくのは、こちらの言葉達!
滅菌 殺菌 消毒 除菌 抗菌
以上5つの菌にまつわる言葉を、皆様と詳しくみていきたいと思います。
その前にまず、お伝えしておきたいことが1つあります。
それが、【薬機法(旧:薬事法)】についてです。
薬機法とは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律です。
この薬機法、今回ご紹介する言葉と深い関わりがあります。
というのも、今回ご紹介する5つの言葉のうち、「殺菌」「消毒」「滅菌」、この3つの言葉に関しては、薬機法によって効果が認められた医薬品または医薬部外品にしか使用できない言葉となっているのです。
薬機法により規制されているこの3つの言葉は、どんな製品にも自由に使えるということではないので、ご注意ください。
それでは、上記の点を踏まえた上で、それぞれの言葉について紐解いていきましょう◎
【滅菌】
有害・無害問わず、対象物に存在している全ての微生物及びウイルスを死滅または除去することを言います。
ただ、実際には完全に「ゼロ」にするのは現実的ではない為、滅菌の定義は以下の通りとなっています。
滅菌前から微生物の数を100万分の1以下にすること=滅菌
今回ご紹介する言葉の中では1番強力で、医療では馴染みの深い言葉で、手術用具や注射器などにこの滅菌が施されています。
【殺菌】
殺菌は、文字通り“菌を殺す”ことを意味します。
なお、菌の種類や数は問いません。
数を減らすだけでも殺菌と言えるので、上記の滅菌のような完全な効果はありません。
【消毒】
対象物に存在している病原性のある微生物を、その対象物を使用しても害のない程度まで減らすこと、または無害化することを言います。
ここまでが薬機法で規制されている言葉達。
この先ご紹介する2つの言葉は、特に規制がなく、日用雑貨品などでも使用ができる言葉です☺️
【除菌】
菌を除いて減らすことを言います。
殺菌と同様に、菌の種類や数は問いません。
殺すのでは無く、“除去する”。
こちらも呼んで字の如くですね。
除菌、特に聞く機会も多いワードかと思います。
上記で書いた通り、規制が無い為、日用雑貨品などにも多く使用されていますね。
【抗菌】
菌の繁殖を阻止することを言います。
経産省の定義では、対象は“細菌”のみとなっているようです。(かび、黒ずみ、ヌメりは対象外!)
抗菌が施されている物は、菌が繁殖しにくいのが特徴です◎
いかがでしたか?
意外と1つ1つの言葉を見ていくと、違いがあることに私も驚きました!
ただ、菌の種類や数は問わないといった曖昧な部分もあり、やはり定義が1番しっかりしているのは最初にご紹介した【滅菌】ですね。
そして、掘り下げようとすればもっと掘り下げたい部分は沢山あるのですが・・・
ちょっとキリが無さそうなので、今日はこの辺にしたいと思います☺️
引き続き、こまめな手洗いや消毒で、コロナ対策を行っていきましょう◎
それではまた☆彡
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